イベント開催にあたって
『GTFグリーンチャレンジデー in 新宿御苑』は、今年で16回目を迎えます。
これまで支えてくださった協賛企業・団体の皆様、共催・後援をいただいている関係者の皆様、出展者、出演者、ボランティアの皆様、そして毎年会場に足を運んでくださる皆様に、主催者を代表して心より御礼申し上げます。
昨年は、2日間で34,483名もの皆様にご来場いただきました。新宿御苑という豊かな自然の中に、子どもから大人まで、多くの人の笑顔が集まり、環境について楽しみながら考える大きな輪が生まれたことを、大変嬉しく感じています。
一方で、私たちを取り巻く環境は、年々厳しさを増しています。
今年は「酷暑日」という新しい言葉が生まれるほどの暑さに見舞われ、再び熊本を襲った地震、そして大雨や台風など、これまで経験したことのないような気象現象も相次ぎました。気候変動は、もはや遠い未来の問題ではありません。私たちの暮らしや地域、そして子どもたちが生きる未来に、直接関わる問題になっています。
だからこそ今、改めて大切にしたいのが、私たち一人ひとりの「グリーンチャレンジ」です。
美味しいものを食べる。
自然や生きものに触れる。
エコなものを選ぶ。
音楽や祭りを楽しむ。
ものを作る。
知らなかった地域の魅力や、自然を守る人たちと出会う。
そして、楽しんだことを伝える。
そんな楽しい体験の中から、「自分にもできることがある」と気づき、明日からの小さな行動につなげてもらう。それが、私たちが大切にしてきた「エデュテイメント」です。
今年も「つなげよう、支えよう森里川海」を大きなテーマに、私たちの暮らしを支えている森・里・川・海のつながりや、生物多様性について考えます。さらに、同じ水でつながる地域が上流から下流まで支え合う「流域」という視点から、環境だけではなく、防災や地域の暮らしについても皆さんと一緒に考えていきます。
そして今年は、東北に加え、昨秋、未曽有の台風災害を経験された八丈島の皆さんにも新宿御苑へお越しいただきます。
復興へ向かって挑戦する人たちの想い、知恵、そして未来を拓こうとする志に触れて頂くことも、このイベントの大切な役割です。
東京と地域がつながる。
企業と行政がつながる。
大人と子どもがつながる。
そして、森・里・川・海がつながる。
GTFは、さまざまな立場や地域の人たちが一緒になって未来をつくる、「グローカル」な場でありたいと考えています。
そして何より、未来をつくるのは子どもたち、若者たちです。
今年は、子どもや若者を単にイベントに参加する人としてではなく、企画や発信、運営にも関わる「未来の担い手」として迎えます。子どもたちが環境について考え、自分の言葉で宣言し、若者たちが地域や社会の課題に関わる。そんな姿が、新しいグリーンチャレンジの輪をさらに広げてくれることを願っています。
会場となる新宿御苑では、今年も菊花壇展が開催されます。
江戸から受け継がれてきた文化、美しい木々や花、生きものたち。その豊かな自然の中で、ステージ、ワークショップ、マルシェ、環食、キャラクタースタンプラリーなど、子どもから大人まで楽しめるたくさんの企画をご用意しました。環境を守ることも、地域を応援することも、まずは「知ること」「楽しむこと」から始めてみませんか。
一人ひとりの小さなチャレンジがつながれば、きっと大きな力になります。
未来の地球と地域を、みんなのグリーンチャレンジで。
11月7日、8日、新宿御苑で、皆様と笑顔でお会いできることを楽しみにしています。
実行委員長 後藤 亘